モンスター社員を生むのは会社の責任

2015年12月03日

モンスター社員という言葉も最近よく耳にするようになりました。

モンスター社員とは、少しでも処遇に不満を持つと、両親や配偶者などを会社に来させ文句をいわせる人や、有給休暇や福利厚生などの制度を徹底的に利用するのに、少しでも自分の権利が侵害されると行政などの外部機関を巻き込んで訴訟を起こす人。
またはパワー・ハラスメントやセクシャル・ハラスメントを繰り返し自分の部下をつぶす人のことを指します。
昨今では、訴える前提で長時間残業をさせる企業を狙って転職を繰り返す人も増えてきました。

また2013年には、飲食店やコンビニで働いていたアルバイト店員が冷蔵庫のなかに入って自らを撮影しさらにはSNSにアップしたことが原因で、企業が社会に対して謝罪に及んだケースも次々と起きました。
残念ながら、非常識な態度や言動で周囲を振り回す、悪質な人たちが後を絶ちません。

しかしこのような深刻なケースでなくとも、喫茶店で長時間さぼる社員や、喫煙所にずっといる社員も、私から見ればモンスター社員です。
要するに「ノーワーク・ノーペイの原則」でいうと、働かないのはすべてモンスター社員なのです。

そして、そのような働かないモンスター社員をつくっているのは、会社の責任であるということはいうまでもありません。

モンスター社員も、周囲が一生懸命働く人ばかりという、風土の違う会社に入社していれば、立派な社員になっていたかもしれません。
前述しましたが、働きやすい環境や社風さえあれば、人は素直に気持ちよく働いてくれるものなのです。
もっといえば、新卒時代に企業が「働くことが当たり前」という姿勢、社風ををしっかりと見せてくれれば、モンスター社員は減るのではないかと私は思います。