安心して働ける就業環境を整える

2016年10月08日

2014年8月19日の日本経済新聞によると、20代男性の51・4%が転職を検討しているそうです。
しかし私は潜在的には100%だと思います。しかも優秀な人ほど転職を考えているように感じます。
その優秀な人が中小企業やベンチャー企業に行くのをためらうのは、人事評価制度が構築されていない企業が多いからかもしれません。そういう企業は社長の一存で給与を決められてしまいます。
これでは「社長に気に入られるかどうかで自分の人生が左右されてしまうのではないか」という恐怖感を拭うことはできないでしょう。

これも拙著『「社員を大切にする会社」の人事評価』に書きましたが、もともと年収400万円の人が、転職先で経営者から「月収50万円でいいよ。200万円上がるね。
うち賞与はないけど月給上がるからいいよね。」などといわれ、入社して半年後に月収30万円にされたという例が実際にありました。

一方、大手企業であれば、評価の仕組みがあり、上司がおり、組合があって、最低限の雇用レベルが保証されています。これでは優秀な社員を中小企業やベンチャー企業に呼び込むことはできません。
今後、超売り手市場になればなるほど、安心して働ける就業環境というのが企業の大きな魅力のひとつになります。
人を入社させて、1年働かせたのち、経営者の胸先三寸で給与や待遇を決めるのは、私から言わせれば「後出しジャンケン」です。中小企業やベンチャー企業はもはや終身雇用・年功制を行っていません。
であるなら、給与やその他の待遇を先に明示し、緻密に査定していかないといけません。それが社員に対しての誠意の現れだと私は考えます。

「あしたのチーム」という会社は、中小企業で働く人たちに正当な評価制度をお届けする会社であり、ブラック企業を世のなかからなくすお手伝いをしています。日本社会からブラック企業を一掃するのが、私の目標です。